報道写真展2025
本学 学生ホールにて新聞会による「報道写真展2025」が開催された。新聞会が約50年間撮影・保管してきた数々の取材写真や貴重資料を公開し、学内外の来場者に新聞活動の一端を紹介する企画である。会場には、これまでの取材活動で記録された写真や貴重な資料が並び、訪れた人々は新聞会の活動の幅広さと歴史を感じ取っていた。学生生活の一瞬を切り取ったスナップをはじめ、多彩な視点が盛り込まれており、来場者の関心を集めていた。展示を見た来場者からは「こんな昔の写真を良く保管していた」「武蔵工大の卒業生だが、ずっとここにいれる」といった感想が寄せられた。
新聞会では今回の写真展を通じ、記事だけでなく写真もまた報道の大切な要素であることを伝えるとともに、日々の活動を広く知ってもらう機会にしたいとしている。


武蔵工業大学時代の資料が多数発掘された。
横浜ホームカミングデー
同日、横浜キャンパス同窓会 楷の木会が主催する、ホームカミングデーの開催がされた。こちらは別記事にて改めて紹介をするが、今年度も無事開催される運びとなった。

集合写真 延べ100名以上の参加となり大いに盛り上がった。
押し花作品販売・押し花のしおりづくり体験
都市緑化研究会は32Fにてしおり制作体験を実施した。レジンアクセサリーの作品販売も行っており、早渕川・老馬谷ガーデン(HRG)の管理活動に参加し、そこで採集した花を用いた付箋を作れる体験を提供した。1つ500円であり、キンモクセイをはじめとする多様な花をしおりとして閉じ込めている点が来場者の注目を集めた。展示教室では「自然を身近に感じられる」「自由度が高い」といった声が寄せられ、幅広い層から好評を得た。同会は環境創生学科の2年生を中心に構成され、月4回の活動を行っている。


後援会賞を受賞。早渕川・老馬谷ガーデン(HRG)で採集した植物を使った押し花の展示も行われた。
抹茶カフェ
3号館EASTエントランスでは、NPO法人「里山サロン」による抹茶カフェが開かれた。来場者は竹を使った室札と器で抹茶を味わい、日本の伝統文化である茶道の雰囲気を楽しんだ。同団体は、放置された里山の再生を通じて生物多様性国家戦略の実践を示すとともに、その意義を広く発信している。また、活動から得られる産物や加工品、工芸品を紹介し、里山の恵みを広めることで国民生活の向上に寄与することを目的としている。今回使用された竹は横浜キャンパス奥の森で採取されたもので、抹茶を提供する容器は持ち帰り可能となっていた。


学内奥の森で採取された竹を用いた茶器
手のひらリラックス
4号館の一角ではビューティー&ウェルネス専門職大学の学生による「手のひらリラックス」が行われた。このサービスは、ハンドリフレセラピストの民間資格を持つ学生2名が担当し、専門的な技術を活かした手のひらのマッサージを、1回500円で提供した。開催は2日目の12時から15時までの限定企画とあって、次々と体験希望者が訪れ、短時間ながらも癒しの効果を実感していた。ビューティー&ウェルネス専門職大学は一昨年に開学した新しい専門学校であり、横浜キャンパスからほど近い中川駅から徒歩15分の場所にある。11月1日・2日には同専門学校の学園祭も予定されており、今回の「手のひらリラックス」もその魅力を知るきっかけのひとつとなった。


次々と体験希望者が訪れ、短時間ながらも癒しの効果を実感していた。
引き続きお楽しみください。
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