田園調布100年 渋沢栄一の構想、今に生きる

 2025年6月28日、東京都市大学校友会自由が丘クラブにて、川崎支部主催の第27回講演会が開催された。講師は奥沢地誌保存会の染野和夫氏。田園都市構想に基づき開発された田園調布の成り立ちや実業家・渋沢栄一が主導した「田園都市構想」とその実現過程を解説した。理想の郊外住宅地としての田園調布は、大正期の社会構造の変化や近代的な都市設計思想とともに歩んだ。染野氏による本テーマの講演は今回で4回目となる。 […]

南関東六大学水泳競技大会 都市大水泳部が底力を発揮

 2025年6月8日、東京電機大学が主催・主幹を務めた第50回南関東六大学水泳大会が、横浜国際プール・サブプールにて開催された。本大会は記念すべき50回目の節目となる大会であり、東京電機大学、慶應義塾大学(銀泳会)、東京理科大学、法政大学(二水)の南関東の大学が参加した。総合優勝は東京理科大学に軍配が上がったものの、男子部門では東京都市大学が意地を見せ、圧巻の4連覇を達成。各大学がプライドをかけて […]

【YC新棟密着取材】学生の声も形に──地域と共に育つ「経年優化」の新棟、横浜キャンパスで始動 

本記事は、2026年3月完成予定の横浜キャンパス新棟を追う連載企画の第1回である。学生の創意と地域社会との連携を取り込んだ、新しい学びと交流の拠点が横浜キャンパスに誕生しようとしている。現在建設中のこの新棟は、単なる教育施設としての役割を超え、未来志向の学びの空間として、多様な世代と価値観が交わる場となることを目指している。この場がどのようにして「新しい学びのかたち」を実現していくのか──その過程 […]

世田谷美術館、新たな繋がりへ―鉄道と美術が交差する場所に

 世田谷美術館は、地域に根差した文化活動を推進し、一般の来館者との新たな繋がりを築くための活動を進めている。特に、コロナ渦を経て年配のコレクターからの寄贈が増加し、それに伴い、多様な作品や資料の収蔵・展示に力を入れている。  館長の橋本氏は「コロナを機に自身のコレクションを整理し、社会貢献として美術館に寄贈する方が多くいらっしゃいます」と述べ、寄贈された作品が今後の展示に役立つことを期待していると […]

企業と顧客をつなぐ“対話型メディア”の可能性を探る【法人note勉強会】

 2025年5月19日、東京都新宿区の四谷オフィスにて、徳力基彦氏を講師に迎えた「法人note活用」に関する勉強会が開催された。本イベントは、企業広報やブランディングの分野で注目を集めるメディアプラットフォーム「note」の法人活用法を学ぶことを目的としており、校友会noteの執筆に関わる新聞会メンバーも参加した。 note勉強会・会場の様子  働き方やメディア環境の変化に伴い、企業に求められる情 […]

【研究室紹介】地形を読み解き、災害を防ぐ─佐藤剛教授が語る防災研究の最前線

研究室のキーワード:「フィールド×地形データ×防災」  環境学部で研究を続ける佐藤剛(さとうごう)教授。先生の研究は、地すべりで発生する土砂災害の発生メカニズムを解明することで、防災・貢献することを目的としている。今回は佐藤剛教授に、研究の内容、そして、新入生へのメッセージを伺った。 ――先生の専門分野について教えてください。 佐藤剛教授:私の専門は地形学です。とくに、斜面がまとまって移動する“地 […]

春のビート、はじまりのTCU MUSIC FES

 2025年4月16日、東京都市大学9号館地下にて「TCU MUSIC FES」が開催された。毎年恒例となっていた「TCU音楽フェスティバル」は、今年から名称を一新。新入生歓迎ライブも兼ねた、リニューアルイベントとしてスタートを切った。  出演したのは、学内の軽音楽系6団体に加え、アカペラサークル「Groove」。それぞれの個性あふれるパフォーマンスが会場を盛り上げ、多くの在学生・新入生が詰めかけ […]

令和7年度入学式 都市大で出会う未来

 2025年4月2日、春の柔らかな日差しに包まれる中、東京都市大学世田谷キャンパスにおいて2025年度入学式が厳かに執り行われた。早朝には一時小雨がぱらついたものの、式が終わる頃には青空が広がり、まさに新たな門出にふさわしい空模様となった。  真新しいスーツに袖を通し、やや緊張の面持ちで正門をくぐる新入生たち。その姿は、今日という日が人生の中でいかに特別であるかを静かに物語っていた。本年度は、大学 […]

投資と機会損失を考察、エビ会で実践的学び

 2025年3月26日、横浜キャンパス33A教室にて「エビ会」が開催された。エビ会は生産管理に関する座学会であり、今回は高橋知里さんを含む学生が参加し、海老沼利光会長による経営分析に関する座談会が行われた。会場は厳かな雰囲気ながらも、活発な意見交換が行われた。 エビ会とは?  経友会では、学生支援の一環として、海老沼会長を中心に「エビ会」を定期的に開催している。活動内容は、生産管理に関する座学会、 […]

校友の絆で未来を創る ― 熊本支部総会に見る可能性

 2024年11月24日、KKRホテル熊本にて東京都市大学校友会熊本支部総会が開催され、地域の課題や支部活動の方向性について深い議論が行われた。会場には多くの校友会関係者が集まり、総会の開催を祝し挨拶が交わされた。 熊本支部の皆さんと新聞会員の懇親会での様子  総会後には懇親会が開催され、来賓として校友会副会長の露木博視氏、支部委員の酒井孝博氏、九州沖縄ブロック長の横山敬司氏が出席した。懇親会では […]

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