ルール概要
ラグビーは15人対15人で行う球技であり、「ボールを前に投げてはならない」という独自のルールが特徴である。そのため、チームで連携しながらボールをつないで前進し、相手の攻撃を「タックル」で止める、まさに肉体と肉体がぶつかり合う競技である。
得点方法には以下のようなものがある。ゴールラインを越えてボールを地面に置く「トライ」が5点。トライ後の「コンバージョンキック」に成功すると2点が加算される。そのほか、「ペナルティキック」や「ドロップゴール」がある。ペナルティキックはペナルティを得た地点からゴールポストを狙って蹴り入ると3点。ドロップゴールは試合中にボールを一度地面に落としてから蹴り、入ると同じく3点。 試合時間は40分ハーフの計80分。ルールの中でいかにチームとして戦略を構築できるかが勝敗を分けるスポーツである。
ポジションの役割
ポジションは大きく「フォワード」と「バックス」に分かれる。
フォワードは、主に体を張って相手にボールを持って当たる役割を担い、8人対8人で組み合う「スクラム」などが代表的なプレーがある。一方のバックスは、パスやキックを駆使してスピード感あるプレーの展開を行い、トライを狙う。
主将とマネージャーにインタビュー
— ラグビー観戦で、どこに注目すると面白いですか?
「個人的には、セットプレーに注目すると面白いと思います。スクラムや「ラインアウト」(選手を持ち上げてボールを取るプレー)といった部分ですね。そのあとのバックスがパスをつないで展開していく流れは、見ていてテンポも速く、迫力があって面白いです。スクラムも本当に力と力のぶつかり合いなので、遠くから見ていてもぶつかる音が聞こえるくらい激しいです。そういうところも見どころだと思います」
— 実際に選手として活動していて、ラグビーの面白さって何だと思いますか?
「やっぱり“体をぶつけ合う”っていうのが、他のスポーツにはなかなかない魅力ですね。よく言われるのは、「ルールのある格闘技」っていう感じです。その中で自分の力を発揮できるのが楽しいですね。自分はバックスなので、パスがうまくつながったときや、プレーが成功したときの達成感はすごく気持ちいいです」
— チームの雰囲気はどうですか?マネージャーの方、お願いします。
「はい。チーム全体としてすごく明るくて、仲も良いです」
— 注目選手がいれば教えてください。
「注目選手で言うと、中島というセンターの選手ですね。キャッチしたボールをしっかりつないで、力強く突破してくれる頼れる存在です。あと、ロックのポジションをやってる磯野は、誰よりもタックルが低くて強くて、ハードタックルが本当にすごいです。注目して見てほしい選手の一人です」
— 指導してくれているコーチは、どんな人たちですか?
「コーチ陣はみんな面白い人たちばかりです。2人いらっしゃって、それぞれに個性があって本当に楽しいです。新入生や初心者で入ってきてくれる人たちも、きっと楽しめると思います」
— 今シーズンの意気込みを教えてください。
「今シーズンからは新たに 『関東リーグ戦』に加入して、一番下の5部からのスタートになります。なので、まずは「4部昇格」を目標にチーム一丸で頑張っていきます!」
— 試合の予定などは決まっていますか?
「まだ確定はしていませんが、スケジュールが出たら随時SNSなどで発信予定です」
— マネージャーさんのお仕事について教えてもらってもいいですか?
「普段の練習では基本的に準備をします。30分ほどで終了します。試合のときは、ビデオ撮影や水を運ぶ係、あとは「メディカル」と言って、ケガした選手にすぐ駆けつける役割もあります。それからスコアを書いたりもします」
— インスタのストーリーとかでも、ラグビーの練習風景が上がってたりしますよね?
「はい。ストーリーに練習の様子や試合の雰囲気をアップしたりしています」
— 今、マネージャーさんって何人くらいいるんですか?
「3人います。4年生が2人で、3年生が1人です。マネージャー、絶賛募集中です!」