2021年6月5日、東京都市大学第25回横浜祭が開催される。第25回横浜祭は、コロナ禍の影響を受け、初めてのオンライン開催という試みとなった。この記事では、「挑戦」をテーマとした第25回横浜祭の仕組みや見どころなどを伝えていきたいと思う。
第25回横浜祭では、オンライン動画共有プラットフォーム「YouTube」を使用して、当日に配信を行うスタイルで開催される。今回の特徴として、その際に使用されるYouTubeチャンネルが2つあることが挙げられる。1つが横浜祭が主催する企画を配信する「横浜祭実行委員会」というチャンネル、もう1つが参加団体がそれぞれの企画を配信する「横浜祭参加団体チャンネル」というチャンネルだ。それぞれのチャンネルで並行して配信を行うことになっている。横浜祭参加団体チャンネルの方では、2日間に渡り殆ど同じ内容が配信されるため、横浜市実行委員会のチャンネルで気になるところを視聴し、その時間に視聴できない横浜祭参加団体チャンネルのコンテンツを別日に視聴できる仕組みとなっている。それぞれのチャンネルには、横浜祭ホームページからアクセスできるようになっている。
横浜祭が主催する企画は複数あり、例年行っている、情報企画、環境企画、地域企画をはじめとして、オンラインだからこそ行える企画も考案された。東京都市大学の学生が参加するゲーム大会や、 Minecraftというゲームを使用して横浜キャンパスを再現する「TCU MINECRAFT」など、現地開催では行えない企画も取り入れている。
第25回横浜祭のオンライン開催は、横浜祭を運営する横浜祭実行委員会にとって苦渋の決断であり、開催にあたっての障害は多く存在したが、多くの学生や教員、大学職員に支えられて開催する運びとなった。横浜祭実行委員会の会長を務める、メディア情報学部情報システム学科所属の新井惠也氏は、「現地開催を行えなかったことは残念だが、オンライン開催だからこそのメリットもあると考えています。体の不自由な方や遠方に住んでいる方、まだ幼く大学に足を運ぶことが難しい子など、今まで参加が難しかった方でも参加することができるようになりました。どんな方でも楽しめるように精一杯努力したので、視聴してくださる方が楽しんで頂ければ幸いです」と語った。
横浜祭ホームページ
横浜祭実行委員会(YouTube)
横浜祭参加団体チャンネル(YouTube)
TCU MINECRAFT 特設ページ