第26回横浜祭開催 Sparkle思い出は一瞬の煌めき

第26回横浜祭開催 Sparkle思い出は一瞬の煌めき

 2022年6月11日、12日の2日間で、第26回横浜祭が開催された。3年ぶりの対面ステージを用意した今回は、構内を原則飲食禁止にするなど感染対策が万全に施された。開祭式で三木学長は「ハイブリッド開催という特徴を活かした双方のシナジー効果を期待している。横浜祭のテーマ『Sparkle』のように、このコロナを消し飛ばしてしまうような祭りにしてほしい」と話した。

 2日目のMAIN STAGEは、お笑いライブで始まった。会場では開始前から多くの観客が並び、満席状態であった。ゲストとして、「土佐兄弟」「怪奇!YesどんぐりRPG」「ラパルフェ」の3組が出演した。対面、ライブビューイングの両会場ともに、多くの笑いに包まれた。それぞれのコンビが息の合った個性あふれるネタを披露し、会場は大いに盛り上がった。

 SUB STAGEでは、東京都市大学等々力中学·高等学校の太鼓部の生徒たちが演奏をおこなった。コロナ禍で、3年振りの生演奏であった太鼓部の生徒たちは緊張気味だったものの、迫力ある演奏を披露し、日々の練習の成果を発揮。素晴らしい演奏が観客の体に響き渡った。

 SUB STAGE最後は吹奏楽団が横浜祭では2年ぶりとなる演奏で締め括った。「Stack Sounds Orchestra」にとっては2年半ぶりの本番だという。引退した学生の力を借りて演奏したのは、「A列車で行こう」、「スイッチ・イン・タイム」であった。続いた「TCU Wind Orchestra」は「オリンピックマーチ」、「トトロファンタジー」、「ディズニーランドセレブレーション」、「宝島」を演奏した。練習の開始は昨年10月であったという。当日は開場前から多くの観客が集まり、各楽器のソロパートの度に拍手が送られた。

 また、第26回横浜祭実行委員長の井上優太さんはインタビューで、「とにかく人手不足で大変だった。また1年生の指導の為の人員を割けず、少し放置気味になってしまった。しかし、今年経験した対面での横浜祭のコツを、来年度に活かして欲しい」と下級生へエールを送った。またハイブリット開催については、「遠方の人や少し興味はあるがキャンパスに来るまでもない人などに見てもらえるチャンスだと考えている。来年以降も続けて欲しい」と語った。

 今回の横浜祭はコロナ禍での対面イベントの方法として、大きな一歩となった。来年度も対面で横浜祭が開催されることを願う。

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