校友会館自由が丘クラブロゴ決定 武蔵工大の歴史を今の都市大へ

校友会館自由が丘クラブロゴ決定 武蔵工大の歴史を今の都市大へ

 2024年3月22日、「オリジナルロゴデザイン最優秀賞、優秀賞授与式」と「常設パネル展示・お披露目会」が東京都市大学校友会館・自由が丘クラブにて開催された。旧株式会社武蔵工業会館・柏クラブが1964年に旧武蔵工業大学卒業生と教職員、同窓会である旧武蔵工業会、五島育英会が株主となり等々力に建設された。その後、東急東横線、東急大井町線の交わる自由が丘に自由が丘クラブが完成し、後に本社も移転した。東京都市大学の在学生・卒業生・教職員は校友会員として会議や懇親会の場として自由に利用できる場所となっている。

 授与式では在学生、卒業生の計17名から発案されたオリジナルロゴのデザインがスクリーンにて紹介された。出席者から驚きの声が上がるほど完成度の高い作品の数々だった。最優秀賞には2022年メディア情報学部情報システム学科卒業の安西鴻輝さんのデザインが選出された。安西さんは都合の関係で出席されなかったが、メッセージを残された。その中で「学園歌の『夢に翼を』をモチーフに東京都市大学のイメージカラーの『TCUブルー』で表現させていただいた」とデザインへの想いが語られた。今後、自由が丘クラブの象徴マークとして使用される予定だ。

 お披露目会では武蔵工業大学から東京都市大学への変化、武蔵工業会館の過去、事業拡大の経緯など、本大学に関わる歴史をいくつかのテーマに分けて作成されたオリジナル映像が流された。校友会の皆さんが懐かしさを感じながら過去を振り返る中、新聞会員は、多くの偉業を成し遂げ、大学の発展に大きく貢献された数々の偉人に圧倒された。また、今回動画作成に携わったメディア情報学部情報システム学科3年・新聞会所属の山下真名都が表彰された。山下を中心に作成された動画に関して、株式会社武蔵工業会館会長の皆川勝氏は「大きな出来事や変化に合わせて緩急がついており、とても面白かった。またこの映像をOB・OGだけでなく、是非今の若者たちに見ていただき都市大の歴史を知ってほしい」と語られた。なお、この映像は東京都市大学校友会館自由が丘クラブで放映されている。

 東京都市大学校友会の事業は日々拡大を続ける一方で、学生を含めてまだ広く世間に知れ渡っていない現状だ。在校生との交流は校友会の課題の1つでもある。この記事を機に多くの方々に、校友会が本大学のために活躍されていることを知っていただきたい。

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