笑いと情熱が交差する 大阪奈良支部総会

笑いと情熱が交差する 大阪奈良支部総会
2024年10月26日、ホテル日航大阪「蘭の間」にて大阪奈良支部総会が開催された。

 総会前には親睦行事として、「天満天神繁昌亭」での落語鑑賞が行われ、約23名が参加した。繁昌亭は大阪市北区天神橋二丁目に位置する寄席で、上方落語を中心に漫才や俗曲など多彩な演目が日々披露されている。参加者は皆、古典芸能の味わい深い魅力を堪能し、皆川会長も満足げな様子だった。

 その後、会場であるホテル日航大阪に移動し、総会が開始した。幅広いバックグラウンドを持つ参加者が集まり、会は終始和やかな雰囲気で進行された。長村謙大阪奈良支部長や皆川勝校友会会長が挨拶を行った。大阪支部・奈良支部は所属会員が少ないため、合同で総会を実施している。昨年度は滋賀で合同の総会を開催した。

 また、大阪奈良支部総会は他支部からの出席者も多い会となった。宇野常任幹事・副支部会長、荒井兵庫支部長、永田兵庫支部事務局長、平井兵庫支部会計、玉木京滋支部長などが参加され、各支部との交流の幅がさらに広がる機会となった。

 会計報告では、西尾大阪奈良支部会計が今年度の活動を報告した。具体的な取り組み内容が示され、参加者が熱心に耳を傾ける様子が見られた。

懇親会

 懇親会では乾杯の挨拶や一言タイムが催され、参加者一人ひとりが近況や今後の展望について話す場となった。一言タイムでは、新聞会代表者も登壇し、活動内容や校友会との関わりを説明した。個人の近況や支部活動のエピソードの共有を通して、会場全体は終始和気あいあいとした雰囲気に包まれた。

 皆川会長は、「若い世代の参加が重要だ」と述べ、学生の参加を高く評価した。学生や若い世代の声が今後の支部活動の更なる活性化につながることが期待される。

支部長からの声

大阪奈良支部・長村支部長
「大阪奈良支部は、大阪・奈良在住の卒業生が中心となって活動しています。しかし、関西から東京都市大学に進学する学生数は減少傾向にあり、卒業後すぐに参加してもらうのは難しい状況です。特に関東出身の卒業生が多い現状も影響しています」

兵庫支部・荒井支部長
「参加者の意見を尊重し、多様なアイデアを活かして活動を進めています。ただし、兵庫県内に行政機関が少なく、長期的な定着が難しい課題があります。それでも、首都圏出身者など多様なバックグラウンドの方々が集まる兵庫支部の魅力を大切にしています」

京滋支部・玉木支部長
「かつては近畿全体で数百人規模の集まりもありましたが、現在は規模が縮小傾向にあります。それでも諸先輩方は熱心に活動を続けており、バーベキューや観劇などのイベントで交流を深めています。年齢を重ねても気軽に集まり、楽しく過ごせる場が支部の良さだと思います」

校友会のNote記事にも新聞会員が執筆した文章を掲載頂いています。


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