ユニドル決勝、夏目坂46が2連覇 i☆Risの登場に会場沸騰

ユニドル決勝、夏目坂46が2連覇 i☆Risの登場に会場沸騰
 2月17日、大学対抗女子大生アイドルコピーダンス日本一決定戦「UNIDOL 2024-25 Winter 決勝戦/敗者復活戦」がZepp DiverCity (TOKYO)で開催され、各チームが圧巻のパフォーマンスを披露した。激戦を制したのは、早稲田大学「夏目坂46」。夏大会に続く見事な2連覇を達成し、UNIDOLの歴史に新たな1ページを刻んだ。また、シークレットゲストとしてi☆Risが登場し、会場の熱気は最高潮に達した。


UNIDOLとは

「アイドルコピーダンス」は、単なる口パクパフォーマンスではない。観客投票(100点満点)と審査員審査(一人あたり100点満点)の合計点で順位が決まるため、ダンスのクオリティはもちろん、アイドルとしての「ファンサービス」も重要な評価ポイントとなる。特に審査員審査は、「ダンス」「表現力」「個性」「演出」「魅了度」の5つの項目(各20点×5項目)で細かく採点される。そのため、ダンスが上手いだけでも、ファンサが上手いだけでも勝てない。UNIDOLはその難しさと奥深さが魅力の大会であり、出場者たちは日々、本家アイドルのパフォーマンスや自身の練習動画を研究し、日々技術を磨き続けている。

 



敗者復活戦

決勝進出の最後の切符をかけた敗者復活戦では、各チームが渾身の1曲を披露。全チームが魂を込めたパフォーマンスを繰り広げ、会場は熱気に包まれた。厳しい戦いを勝ち抜き、決勝への切符を手にしたのは明治大学の「chocolat lumière」と早稲田大学の「ももキュン☆」。敗者復活戦ならではのドラマが生まれ、勝ち上がったチームは歓喜の表情を見せた。

 

敗者復活戦1位通過 chocolat lumière (明治大学)

 

決勝戦

 決勝戦は、まさに熱狂のステージとなった。早稲田大学の「夏目坂46」は圧巻のパフォーマンスを披露し、観客と審査員を魅了した。キレのあるダンスと完成度の高い演出で、2連覇を決定づけた。準優勝は関西学院大学の「星空パレット」。第3位は上智大学の「SPH mellmuse」。敗者復活戦から勝ち上がったチームも躍動し、最後まで目が離せない展開となった。決勝に進出したすべてのチームが、それぞれの想いを胸に全力で挑んだ一夜だった。
第3位 SPH mellmuse (上智大学)
準優勝 星空パレット (関西学院大学)
優勝 夏目坂46 (早稲田大学)

優勝発表直後の夏目坂46


i☆Risのサプライズ登場

 本大会のシークレットゲストとして登場したi☆Risは、「ドリームパレード」「Realize!」「ハートビート急上昇」「アルティメット☆MAGIC」の4曲を披露。イントロが流れた瞬間、会場は大歓声に包まれ、一気に興奮の渦に巻き込まれた。

 i☆Ris(アイリス)は、2012年に結成された声優とアイドル活動を両立するハイブリッドユニット。メンバーはアニメやゲームのキャラクターボイスを担当しながら、ライブやイベントで積極的に活動している。代表曲には『プリパラ』主題歌「Make it!」などがあり、アニメファンを中心に高い支持を得ている。卓越した歌唱力とパフォーマンス力に定評があり、チームワークの良さも魅力のひとつだ。

 UNIDOLでも定番の人気曲「アルティメット☆MAGIC」が披露されると、会場の盛り上がりは最高潮に達した。出演者も観客も一体となり、イベントのフィナーレを最高の熱量で迎えた。

 

プリパラ 真中らぁら役 茜屋日海夏さん

 


さいごに

 UNIDOL 2024-25 Winterは、多くのドラマと感動を生んだ。夏目坂46の2連覇、敗者復活戦を勝ち抜いたチームの奮闘、そしてi☆Risのサプライズ登場と、終始熱気に包まれた一夜だった。大会にかける出場者たちの努力と情熱が詰まったステージは、多くの観客の心に深く刻まれたことだろう。

UNIDOL各種情報
UNIDOL Official Web Site , UNIDOL実行委員会 (@UNIDOL_EXCO) / X

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