2025年5月11日に長野県塩尻市内の複数会場で開催された「第37回ファミリースポレクフェスティバル」において、の東京都市大学鉄道研究部と児童文化研究会ぽっけが、同大学付属塩尻高校会場で初めて出展した。
ぽっけは、来場した子どもたちを対象に、絵本の読み聞かせを行った 。兄弟などがスポーツを楽しむ中、小さな子どもも楽しい時間を過ごせたようだ。

▲読み聞かせをするぽっけ代表
一方、鉄道研究部はNゲージやHOゲージの鉄道模型を走行させ、子どもたちが運転を体験できるコーナーも設けられた。さらに鉄道部品や写真の展示、親子で楽しめる塗り絵の配布コーナーも準備され、スポーツイベントと並行して幅広い世代の関心を集めた。
当日は多くの親子連れでにぎわい、鉄道模型を前に歓声をあげる姿が見られた。特に、操作した列車が自分の目の前を走り抜ける瞬間は、子どもたちにとって忘れられない体験となったようだ。
会場には、塩尻市長も訪れ「市内にはこうした大きなレイアウトがない。子供たちに触れさせていただけてありがたい」と述べ、鉄道研究部部長は照れくさそうにしていた。
鉄道研究部の部員は「片付けにはサッカー部の高校生も手伝ってくれた。地域のイベントに参加することで新しい出会いがあり、鉄道の魅力が広まる手ごたえを感じた」と語る。

▲鉄道研究部の展示
同部は今後も学内外を問わず展示活動を続けていく予定であり、地域との交流を通じた活動の広がりに期待が寄せられている。より一層規模を拡大した展示を横浜祭や世田谷祭でも予定している。詳細は公式HPで案内される見込みで、興味のある方はぜひ足を運んでほしい。