東京都市大学鉄道研究部は、2025年6月21日・22日に横浜市青葉区・たまプラーザ テラスで開催された「環境月間イベント」に出展した。今回の出展では「環境にやさしい鉄道」をテーマに、鉄道と環境保全の関わりを紹介した。
環境月間イベントでは、SDGsクイズラリーや、使用済み容器を活用したオリジナルうちわづくり、不要コスメ回収によるアップサイクルなど、多彩なワークショップや展示が行われた。旧制服を用いたアートパネル作製ワークショップや、東急線キャラクター「のるるん」のグリーティング、新制服こども撮影会、ライトダウンによる環境配慮の演出なども行われ、会場には多くの来場者でにぎわった。
鉄道研究部の展示ブースには部員によって作製された、電気で走る鉄道模型が設置され、来場者は身近な車両の走行を楽しみながら、省エネルギーで二酸化炭素排出の少ない身近な交通手段であることを体感できる展示内容となった。

▲展示の様子
鉄道研究部の部員は「普段の活動では模型展示や運転体験が中心だが、今回は“環境”という切り口で鉄道の魅力を伝えた。子どもから大人まで幅広い世代に興味を持っていただけたのが嬉しい」と振り返った。
同部は今後も学園祭や地域イベントで展示を予定しており、鉄道を通して社会との新たなつながりを築いていく企画を構想している。