小さな絆から大きな愛へ【横浜キャンパスホームカミングデー2025】

小さな絆から大きな愛へ【横浜キャンパスホームカミングデー2025】
 2025年9月14日、東京都市大学横浜キャンパスで楷の木会主催の「横浜キャンパスホームカミングデー(以下HCD)2025」が開催された。第1部は22G教室で「YC Talks」、第2部は3号館5階のYCホールで懇親会が行われ、100名を超える参加者が集まった。会場は卒業生だけでなく、現役生や高校生の笑顔であふれ、世代を超えた交流の場となった。

100名以上参加している、にぎやかな様子


第1部 YC Talks

 本学22G教室にて、横浜キャンパスの卒業生・教授を招いた講演会が開催され、卒業後に歩んだキャリアや形成や社会での挑戦について3名、そして卒業生に送る補講として、本学教授が1名語った。

 山洋電気株式会社のマーケティング部第一課の課長として活躍されている成瀬理恵子さん(2005年・環境情報卒)は、現在総合職としてマーケティング体制「デマンドセンター」を構築し、組織改革の経験とPDCAの重要性を紹介。星野リゾートに勤めている小泉真吾さん(2008年・環境情報卒)は、サステナビリティ推進の実践例として循環型農業や再生可能エネルギー活用を挙げ、CSV(社会的価値と経済価値の両立)の視点を強調。石井敦子さん(2009年・環境情報卒)は「山とヨガと写真」をテーマに個人事業を展開し、実体験を通して主体的な人生設計や好きなことを仕事にする意義を語った。

 特別講演では本学デザイン・データ科学科の関良明教授が「シンギュラリティ」やAIの進歩を解説。ムーアの法則など具体例を交え、技術進歩と社会変化の速さを説明したほか、横浜キャンパスの教育環境や社会人向けリカレント教育、新設大学院の特色を紹介。学生時代の学びを社会で活かす重要性と、変化の激しい現代での継続学習の意義を強調した。

YC Talkの様子(写真3枚)


第2部 懇親会

 懇親会では、世代を問わず談笑する姿があちこちで見られた。今回は子連れの参加者にも配慮し、キッズスペースも設けられていた。会場全体が温かな雰囲気に包まれ、再会を喜ぶ声が響いた。

キッズスペースの様子

 校友会の皆川会長は、今回の開催について

「第1回からの取り組みを振り返り、思いを持ち続けることの大切さを改めて感じました。研究室や学科、キャンパスごとに強い思いを持つことは大切ですが、同時に、それらの枠を超えて“全体を愛する”姿勢も欠かせません。横浜キャンパスの卒業生の皆さんと共有できる大きなつながりを意識することが重要だと思います。私たちは2029年に大学創立100周年を迎えます。80周年の際にも“全体を愛する”という学校法人五島育英会からのメッセージがありましたが、今回もその思いを引き継ぎたい。研究室や学科への愛着を大切にしつつ、その枠を超えて広い意味でのつながりを築き、排他的でなく共存できる形を模索しながら100周年を迎えたいと思います」

と述べ、100周年を目前に控えた今、“全体を愛する姿勢”を軸に、文理融合型で多様な専門性を持つ横浜キャンパスの魅力と可能性を強調した。

懇親会の様子(写真4枚)


 大学は「最後の学校」である。しかし、高校や中学、小学校の同級生と最後に会ったのはいつだっただろうか。学生時代の思い出を語り合い、同じ環境で学んだ仲間と再び会う機会は、人生の中でそう多くはない。  東京都市大学校友会は、そんな“心からのつながり”を育む場である。来年度もまた、楷の木の下で懐かしい顔と再会できることを願いたい。

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