ひととひとが育ち合う世田谷祭   学生たちの「交流と成長」【第96回東京都市大学世田谷祭vol.2】

ひととひとが育ち合う世田谷祭   学生たちの「交流と成長」【第96回東京都市大学世田谷祭vol.2】

 2025年11月1日(土)、2日(日・祝)に、世田谷キャンパスにて第96回世田谷祭が開催された。世田谷祭では学生たちが日ごろの準備や研究を発表する「交流と成長」の機会である。本記事ではその1日目を彩った企画として、学生制作のバーチャルライブを披露したデジタルコンテンツ研究会、来場者参加型の企画で会場を沸かせた世田谷祭実行委員会企画「VS都市大」、ライブハウスさながらの熱気に満ちた音楽フェス、そして学部生・大学院生が研究成果を競い合った第8回都市大プレゼンコンテストの様子を紹介する。


デジタルミライ2025

 7号館で開催された「デジタルコンテンツ研究会」による「デジタルミライ2025」では、バーチャルライブが行われていた。映像は見事で、どの角度から見てもそこに存在しているかのようなバーチャル空間が印象的であった。この作品を学生が製作したとは驚くほどの技術力であった。

 1号館で行っていた音楽フェスは地下で開催していたこともあり、ライブハウスさながらの熱気と独特の雰囲気が不思議な魅力を放っていた。


VS都市大

 VS都市大は世田谷祭実行委員会の企画で、常に人々が行き交い、小さい子から大人まで笑顔が生まれる空間であった。スタンプラリーの企画も開催されていたため、賑わいが絶えなかった。


第8回都市大研究プレゼンコンテスト

 本コンテストは今年で8回目を迎え、学部生と大学院生が一堂に会して日頃の学びと研究成果を発表する場として開催された。​

 開会にあたり野城学長は、社会に出てからもプレゼンテーションの機会は増え続けること、自身もいまだに本番では緊張することに触れうえで、「今回の発表が必ずしも思いどおりにいかなかったとしても、その「悔しい経験」を次の成長につなげてほしい」と学生たちにエールを送った。 学長の言葉は、発表の成否だけでなく、挑戦そのものを評価する本コンテストの姿勢を象徴していた。​

 学部生の部では、夢キャンコミュニケーターによる学内外での活動報告をはじめ、深海から土砂災害などの多様なテーマの発表が並んだ。 2分間という限られた時間の中で、自分たちの取り組みを伝えるために工夫の凝らされたスライドや話し方が多く見られた。初学年から研究への関心を持ち、それを育もうとする姿勢は、都市大らしさを強く感じられたように思う。​

 一方、大学院生の発表では、学部生とは一線を画す高度な専門性が前面に出た。 各発表では研究背景から目的、手法、得られた成果や今後の展望までが端的に整理され、限られた時間で専門外の聴衆にも伝わるよう構成されており、プレゼンテーション力と研究力の両面で本学大学院のレベルの高さを示す場となっていた。

​ 本コンテストは、学生が研究や活動を「伝える力」を鍛える教育プログラムであると同時に、学部から大学院までが互いの取り組みに触発される貴重な交流機会でもある。悔しさも含めた一つひとつの経験が、次の発表や将来のキャリアに生きることが期待される。

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