学内公認団体の進め

学内公認団体の進め

大学には、学生の課外活動を支えるための「学内公認団体」とそれらを統括・支援する組織が存在します。新入生にとっては聞き慣れない仕組みかもしれませんが、これらの団体は学生生活を安全かつ充実したものにするために欠かせない役割を担っています。
特に新勧期やスプリングフェスティバルの時期には、多くの団体が活動を始める一方で、公認団体ではない団体による勧誘が行われることもあり、注意が必要です。
そこで本記事では、学内公認団体の仕組みや役割、そして団体選びで気をつけたいポイントについて紹介します。公認文化系部活動を取りまとめる文化団体連合会本部長の平田智大氏(機械工3年)にもお話を伺い、新入生が安心して活動を選べるよう解説します。

学生団体連合会本部・学内公認団体について
本学には、学生の課外活動を支えるために「学内公認団体」とそれを統括・支援する組織があります。役割に応じて、以下のように区分されています。
学生団体連合会本部
本学にある上部団体及び特殊団体を統括する組織で、高校までの「生徒会」に近い役割を、課外活動団体向けに担っている組織です。スプリングフェスティバルの主催を始め、公認団体と大学をつなぐ窓口として、各団体が安心して活動できる環境を整えることが主な役割です。

上部団体
各部活動・同好会・学科研究会などの課外活動を取りまとめる団体です。
活動費の分配、全学的イベントの運営、団体間の調整などを行い、学生団体全体の活動を支えています。
取りまとめや支援を主な役割とするため、通常の課外活動とは区別して「上部団体」として扱われます。主に文化団体連合会本部や体育会本部などの団体です。
特殊団体
同好会や部活動よりも規模が大きく、大学全体の行事や運営に深く関わる課外活動団体です。全学的な役割を担う性質上、他の団体とは区別して「特殊団体」として扱われます。我々新聞会も特殊団体です。

文化団体連合会傘下
文化系の部活動が所属する組織です。
継続的な活動実績と安定した運営体制を備え、大学の公認団体として活動しています。
体育会傘下
体育系の部活動が所属する組織です。
競技活動を中心に、継続的な実績と運営体制を有する公認団体です。
同好会連合傘下
共通の趣味や目的を持つ学生が集まり活動する公認団体です。
一定の活動実績を踏むことで、文化団体連合会傘下又は体育会傘下に昇格することが出来ます。
学科研究会連合傘下
各学科に設置され、学科内イベントの運営や学科間の連携を担う公認団体です。
学術的・学科的な活動を中心に、学内での調整役を果たしています。

新歓期間やスプフェス期間に注意することはありますか?
新歓期間やスプフェス期間中は、学内公認団体ではない団体(学団連非公認)による勧誘活動が行われる場合があります。*スプフェスを始めとした学内での勧誘は原則公認団体しか認められていません
過去には、非公認団体によって以下のようなケースが報告されています。
・無断で学内でビラ配りや勧誘を行う
・未成年飲酒を伴うイベントを実施する
・活動内容や会費を明示せず、後から高額な請求をする(例:当初は部費は月5000円だと言っていたが、同意書を出した後から月1万円を請求される)
・事故やトラブルにつながる活動を行う

学内公認団体は、大学および学生団体連合会のルールのもとで活動しています。
団体選びに迷った場合は、所属が「学内公認団体(学団連傘下)」であるかを必ず確認してください。

このような背景から、学内公認団体の多くは学生団体連合会本部・上部団体のもとで活動し、活動内容や運営体制について一定の基準を設けています。
特に文化系の部活動をまとめる文化団体連合会では、新入生が安心して課外活動に参加できるよう、各団体への指導や調整を行っています。

 

26年度文化団体連合会本部長平田氏のコメント
Q.なぜ公認団体を勧めるのですか?
A.(平田氏)
学内公認団体は、活動内容・会計・運営体制について一定の基準を満たし、大学と学生団体連合会のもとで活動しています。
新入生の皆様が安心して学生生活をスタートできるよう、トラブルを未然に防ぐ仕組みが整っています。
一方で、学外・非公認の団体については、万が一問題が起きた際に大学として対応できない場合があります。
まずは学内公認団体の活動を知り、自分に合った団体を選んでほしいと考えています。
Q.公認団体に所属するメリットは何ですか?
A.(平田氏)
学内公認団体は、大学からの援助金を受けて活動しているため、部費や参加費など一人あたりの金銭的負担が比較的小さく抑えられています。
また、学内の教室等を、所定の手続きを得て利用することができ、安定した活動場所を確保できる点も大きなメリットです。
これらの支援や施設利用は、大学および学生団体連合会の管理下にある学内公認団体だからこそ可能なものであり、非公認団体では原則として認められていません。
Q.新入生への一言
A.(平田氏)
大学生活は自由度が高い分、自分で判断する場面も増えます。
「楽しそう」だけで決めず、その団体がどこに所属しているのかを一度立ち止まって確認することが、安全で充実した学生生活への第一歩です。

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