TCUメール 海外利用設定必須に

TCUメール 海外利用設定必須に

2020年2月5日(水)から、標準状態で国外からTCUメールのWebメールの利用ができなくなる。背景には、フィッシング詐欺等により窃取されたTCUアカウントを用いて、Webメールにアクセスし、スパムメールを送信する事件が度々発生していることがある。これらの攻撃は国外から行われることが多いために、国外での利用を規制することで攻撃に対しての緩和策につながると考えられている。以前からIMAPやPOP3、SMTP接続[1]OutlookやThunderbirdといったメールクライアントでメールを送受信するための通信規格は同様の理由で国外からの利用に制限を設けていたため、Webメールもこれに続く形となった。

2020年2月5日(水)以降も、Webメールの設定画面からアクセス制限を個別に解除することで国外でも利用する事ができる。また、制限解除を行わずに国外へ出国してしまった場合でも、VPN接続を用いることでTCUメールにアクセスできる。TAP(東京都市大学オーストラリアプログラム)やTUCP(東京都市大学とカンタベリー大学との留学プログラム)などの留学プログラムに参加する学生や、海外出張の予定のある教職員は注意が必要だ。

(参考:情報基盤センター発表)
https://www.itc.tcu.ac.jp/info/docs/20200120154524.html
(Webメール国外利用制限解除方法)
https://www.itc.tcu.ac.jp/service/tcumail/country_permission.pdf

References

References
1 OutlookやThunderbirdといったメールクライアントでメールを送受信するための通信規格

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