世田谷キャンパスを拠点に活動している天文研究部について、部長の船山さん(知識工学部 情報通信工学科 3年)にお話を伺った。天文研究部というと、今までの学校生活で馴染みが無いという人が多数を占めるだろう。都市大天文研究部としての魅力は何なのか。核心に迫った。
−天文研究部のどんなことに魅力を感じ、入部を決めましたか。
プラネタリウムなどでしか見られない星空を、実際に観ることができることに魅力を感じました。また、自分たちで遠くへ星を観に行くといった事が新鮮であったこともあり、入部を決めました。
−活動日、活動内容について教えてください。
毎週水曜日に教室で定例会を行っています。また、夜通し行う観望会を土日などに不定期開催しています。
長期休業中には宿泊を伴った遠征合宿を行います。日中は観光地を巡り、夜に観測を行います。今までは、沖縄、長崎、山梨、新潟などに行きました。
さらに、学園祭で自作プラネタリウムの出展なども行っています。昨年度は東急百貨店で開催されたサマーフェスティバルにも出展し、プラネタリウム解説と早見版作り体験ブースの設置を行いました。
−入部後、何かできるようになったこと、興味がわいたことなどはありますか。
自然と空に意識が向くようになり、探求心が広がりました。
また、一眼レフを所有している部員が、肉眼では観ることのできない星空を撮影しているのを見て、星空撮影にも興味がわきました。今まで無造作にならんでいるように思えた星が、星座ごとに観れるようになってからというもの、観望会や合宿が楽しくてたまらなくなりました。
−星の知識が全くなくても入部できますか。
全く問題ありません。実際、星の名前が全くわからない状態で入部した人もたくさんいます。私もそのうちの一人でした。
たとえ知識がなくても、夜空を眺める心地よさ、楽しさを感じることができるのではないかと思います。世間に知れ渡っていない穴場観測スポットなど、自分たちで探っているうちに詳しくなれるのも魅力の一つです。
−新入生に向けて何かひとことお願いします。
天文研究部は、自分の好きなことを共有し、新たな自分を見つけ出す事ができる部活です。これから大学生活何をしようか迷っているといった方も大歓迎です。一緒に天文ライフを楽しみましょう!ご連絡はTwitterアカウント、もしくはLINE@へお願いします。
写真:天文研究部より提供
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