2022年12月21日、東京都市大学横浜キャンパスにて、第25回チャリティーフェスが開催された。
チャリティーフェスは、学生団体連合会横浜分室が慈善活動の集大成として毎年開催しているイベントだ。今年はウクライナの人道支援を行うことを目的に企画された。コロナ禍の現在、海外であることも踏まえて現地での活動は難しいため、募金という形で支援を行った。最終募金金額は102684円となり、2月13日に日本赤十字社に振り込まれた。
今年度の開催は、「加速」をテーマに掲げた。昨年は環境に特化しての開催であったため、今年は慈善活動を加速させていくという意味が込められた。加えて、コロナ禍で止まってしまっていた学生生活を再出発し、対面での活動が再開しつつある流れを加速させていきたいという決意も含んだ。
学生団体連合会や写真部、同好会連合を始めとした創作系団体が多数参加し、それぞれの団体の個性を活かした企画でブースコーナーを盛り上げた。ステージでは、ダンス部LAVIやエレクトーンサークル sky tone によるパフォーマンスが繰り広げられた。クリスマスにちなんだ楽曲や衣装が用いられ、会場はクリスマスの雰囲気で包まれた。
昨年のチャリティーフェスは、YouTube生配信によるオンライン開催であったため、各団体の姿をを直接観客へ届けることは適わなかった。今年はパフォーマンスやチャリティーフェスオリジナル企画など、観客や運営スタッフともに実りある時間を共有した。今年のチャリティーフェスはコロナ禍で衰えていた対面での活動を活性化させ、勢いを加速させていくきっかけの一つである。さらに加速し勢いを増していく課外活動およびそれぞれの団体による活躍に期待が高まる。また、今回ウクライナの人道支援を目的とした募金を行ったが、チャリティーフェスを通じて慈善活動が引き続き行われることを期待する。
