都市大フェスタ　二子玉川にて「最後」の開催 │ 東京都市大学新聞

2023年10月15日、東京都市大学二子玉川夢キャンパスにて当大学の学生団体である学科研究会連合が主催する第3回都市大フェスタが開催された。今回は10団体が参加し、地域の子供たちを対象とした様々な企画が行われた。

夢キャンパスの閉館に伴い今年の開催を最後に、都市大フェスタは過去の成功を讃えつつ、未来に向けて新たな展望を描いている。地域社会との一体感を大切にし、次世代の才能を育むプラットフォームとして、より一層の発展が期待されている。

新たなる学科・学部の架け橋を築く

インタビュー対象：機親会副本部長

聞き手：新聞会会員

――今回の都市大フェスでのイベントサポートを終えて、どんな感想ですか？

「学生会ではなく、全体の管理のサポートに回ったんです。初めてのイベントでしたが、やりがいや楽しさを感じました。」

――素晴らしいですね！今後、どのような展望がありますか？

「まずは世田谷キャンパスや他の場所での開催ができれば良いと思っています。参加してくれる団体を増やして、学科の繋がりを増やしていきたいですね。都市大の主要なイベントとして位置付けて、学科や学部を越えた繋がりを作りたいです。」

――繋がりの強化が目標なんですね。学科や学部を越えての連携、どのような効果が期待できるとお考えですか？

「学科や学部を越えた繋がりができることで、より多くのアイデアや経験が共有されると思います。そうすることで、イベントがより充実したものになり、参加者も楽しんでくれるのではないかと思います。」

――確かに、多様な視点やアイデアがあれば面白いイベントになりますね。最後に、参加者や協力してくれた方々へのメッセージはありますか？

「都市大フェスが初めてのイベントでしたが、多くの方に支えられて成功できました。参加してくれた皆さん、協力してくれた方々、本当にありがとうございました。これからも一緒に素敵なイベントを作り上げていければと思います。」

小学生が楽しんだスーパーボール実験、都市大フェスで感動の瞬間！

インタビュー対象：化源会会員

聞き手：新聞会会員

――参加者の方々へのメッセージをお願いします。

「短い時間でも一緒に実験できて嬉しかったです。塩水と洗濯糊だけでスーパーボールができるって不思議でしょうけど、これはちゃんと化学的に説明できることなんです。今は分からないことが多いと思いますが、中学・高校・大学で化学を学んでいくときっとわかります。その時を楽しみに、これからも色んなことを楽しく学んで欲しいです。」

――保護者の方々とも交流する機会もありましたね。

「短い時間でお子様と一緒に実験できて有意義でした。都市大フェスタは今年で最後となりますが、思い出を共有できて嬉しいです。お子様、そして保護者の皆様に、化学の面白さを伝えたかったんです。ありがとうございました。」

――最後に、今後の活動を行う上での意気込みをお願いします。

「今回で二子玉川で都市大フェスタが最後というのもあり、緊張しましたが、小学生時代の楽しみを共有できたことにワクワクしています。スーパーボール作りは簡単で家でもできるので、皆さんに楽しんでいただけたら嬉しいです。スタッフ一同、心よりお待ちしております！」

学生主導の秋イベント、成功裏に終了

インタビュー対象：学科研究会会長

聞き手：新聞会会員

――まず、イベントの成功についてお伺いしたいです。7月から準備を始めて、長い時間をかけてきたそうですが、いかがでしたか？

「7月から準備を始めて、その過程があっという間でした。でも、学生同士の仲が良く、とても良い雰囲気の中で作業できたので、時間が経つのを忘れるくらいでした。」

―― 学科のコラボ企画も行われたそうですね。具体的にどんなプロジェクトがありましたか？

「学科のコラボ企画では、15日間にわたって都市生活と写真がコラボした企画や、グラフィックデザインの展示も予定しています。これによって、コロナの影響で他学科との関わりが薄れていた状況を改善し、さらなる連携を築いていきたいと思っています。」

――それは素晴らしいですね。他にも何か工夫や目標があったのでしょうか？

「保護者や地域の方にも参加していただき、楽しんでもらえるようなイベントにしました。特に、幼児までが楽しめるような内容に心を配りました。大学を知ってもらうだけでなく、学びの面だけでなく、楽しいところも知ってもらいたいという思いがあります。」

――なるほど、地域との交流も大切にされているのですね。最後に、今回のイベントの成功を受けて、今後どのような展望がありますか？

「今回のイベントの成功を受けて、同様のイベントを今後も行いたいと考えています。また、残念ながら二子玉夢キャンパスがなくなることが発表されましたが、その場所や雰囲気が良く、駅からの通路も便利なので、とても悲しい気持ちでいっぱいです。これからも関係をつなげ、良い方向に向けて頑張っていきたいと思っています。」

「輝きの舞台裏」都市大フェスタ、成功への道を振り返りつつ、未来への期待高まる

舞台裏では、数々の困難を乗り越え、成功裡に幕を閉じた都市大フェスタ。次回に向けての期待と興奮が、早くも空気中に漂っている。参加者たちは、今回の経験を未来の都市大フェスタにつなげ、地域コミュニティの発展に寄与していくことだろう。幕を閉じた今も、その輝きは心に残り、次なる活動の興奮が待ち遠しく、都市大フェスタが育んできた絆と文化の交流は、これからもより深く広がっていくことだろう。