キングスカイフロント見学会 あたらしい未来を

キングスカイフロント見学会 あたらしい未来を

 2024年7月5日、川崎市殿町キングスカイフロントの見学会が実施された。この見学会は東京都市大学校友会川崎支部の交渉によって実現した。当日は晴天に恵まれ、参加者もとても満足した様子であった。

 キングスカイフロントは、世界的な成長が見込まれるライフサイエンス・環境分野を中心として、世界最高水準の研究開発から新たな産業を創出するオープンイノベーション拠点である。羽田空港の対岸に位置しているため、迫力満点の飛行機を見ることが出来た。見学会の内容は、キングスカイフロントがある場所には元々いすゞ自動車の工場があったということから始まり、キングスカイフロントの拠点形成の歴史について語られた。キングスカイフロント全体の就業者は5200人である。研究者が900人おり、中でも博士号を取得している研究者は400人もいるため、優秀な人材が多く集まっていることがわかる。キングスカイフロントは、クラスター化推進機能とエリアマネジメント機能の2つの運営がなされている。クラスター化推進機能は、キングスカイフロントで働く研究者たちの交流によって研究における相互作用を生み出す仕組みである。エリアマネジメント機能は、共通課題の検討・解決、情報共有や、地域への貢献によって研究者が活動しやすいまちづくりをすることである。これらの運営によってキングスカイフロントは地域に新たな価値を創出している。スライドや動画を用いた職員の方の説明は、とても分かりやすい内容であった。その後は、キングスカイフロント内の建物や海沿いを大迫力の飛行機と共に見て回った。

 今回の見学会のような校友会主催のイベントは、準会員の学内生も参加可能で普通ではできない貴重な体験ばかりである。この記事をご覧の在校生の皆さんには、是非校友会のホームページから他のイベントへの参加を検討していただきたい。

見学会の様子

羽田空港から飛び立つ飛行機

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