世田谷祭新聞会模擬店(じゃがバター)

世田谷祭新聞会模擬店(じゃがバター)

 2024年11月2日と3日に世田谷キャンパスで世田谷祭が開催された。今年度の世田谷祭でも、例年通り各種団体が運営する模擬店が目玉イベントとして注目を集めた。

 例えば、理工学部機械工学科の機械材料研究室は「機材研のギョーザ」として、浜松出身者が監修した餃子を販売。自動車部は「焼き鳥のシャブ」として、香ばしい煙を立ち上らせた焼き鳥を提供していた。

 今年度の世田谷祭では、初めてキャッシュレス決済が導入され、店の回転率が向上し、例年以上に大勢の来場者で賑わった。そのため、今回は私たち新聞会も2日間にわたり「じゃがバター」の模擬店を出店した。北海道の農家から仕入れた「キタアカリ」と「男爵」をその場で調理し、バターの量を多く乗せる工夫もあり、当初の想定を約2倍上回る販売数を達成した。また、商品と共に配布した新聞も好評を博し、私たちは次年度以降も模擬店の出店を継続する意向だ。

 一方で、飲み物は想定の1割程度しか売ることが出来なかったため、仕入れ担当者の池田さんは「今後は飲み物の販売については再検討をしていきたい」と語った。また、「じゃがバター」が予想以上の人気を博し、供給が追いつかない場面も多々見られた。

 世田谷祭での新聞会の模擬店は、初出店ながら大きな成果を上げた。しかし、調理時間の効率化も課題として挙げられた。来年度に向けて、更なる改善を加え、より良い模擬店運営を目指していきたい。

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