第3回 東京都市大学校友会 東京支部総会・懇親会

第3回 東京都市大学校友会 東京支部総会・懇親会

 2025年2月16日、東京都市大学校友会の東京支部総会および懇親会が、アルカディア市ヶ谷にて開催され、本学卒業生約40名が集まった。

全体へスピーチする皆川勝校友会会長 

 2022年度から開催されている東京支部総会は、今回で3回目を迎えた。開会にあたり、森下修至東京支部長が総会開幕への啖呵を切った。そして、これから起こる楽しい時間を祝うかのように会場は大きな拍手に包みこまれた。続いて、皆川勝校友会会長が登壇し、母校の先生方の校友会や懇親会への参加が減少していることに懸念を示した。その対策として、支部総会等に参加する本学の教授陣の参加費を校友会が負担をする制度を設けていることを説明し、今後さらに多くの教員の参加を期待すると語った。

 その後、校友会会計の加藤弘子さん・畠山祥子さんが今年度の東京支部の決算書に関する説明を行い、監査監事の吉橋成人さんが決算書を承認。こうして総会が閉会し、続いて懇親会が始まった。

 博士号を取得した松浦弦三郎さん(写真右)

 まず初めに70歳で博士号を取得した松浦弦三郎さんに対し、東京支部として森下修至東京支部長から記念品が贈呈された。博士号の取得は非常に難易度が高いが、松浦さんは定年退職後に大学院へ進学し、見事に博士号を取得。その努力と成果が讃えられ、会場の卒業生たちから祝福を受けると、松浦さんも嬉しそうな笑みを浮かべて喜んでいた。

 校友会、懇親会は過去に2回開催されているが、懇談会全体の時間、同期との会話時間が限られていたことや、他の同窓会との兼ね合いもあり、年々参加者が減少傾向にあった。そこで今回は卒業生同士の交流をより活発にするため、懇親会の時間を昨年よりも長く確保。乾杯後には、焼酎やビール、さらにはバレンタインにちなんだチョコレートなどを景品としたビンゴ大会が催され、参加した卒業生同士の談笑で会場は大いに盛り上がった。

 

 総会および懇親会に参加した卒業生たちにインタビューを行うと、「当時と比べて、大学の研究機材や設備、規模が向上した」と現在の大学環境の変化を実感する声や、「卒業後もこうした校友会を通じて同志(卒業生)たちとかかわっていきたい」との意見が聞かれた。「当時は武工(武蔵工業大学)と東横(東横女子短期大学)の合併に反対だったが、こうして私たちは出会うことが出来たから今は良かったと思っている」など都市大創立の歴史に対して肯定的な考えも聞くことができた。

 

 全体での集合写真

 懇親会の最後には全体での写真撮影が行われ、今回の東京支部総会は幕を閉じた。しかし、終了後も参加者の多くは会場内外で当時の様子を振り返りながら思い出話に浸っていた。

 

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