19日(水)は雨や雪 冬の寒さであった
今年度の学位取得者は、学士では学部別に、工・理工学部556名、建築都市デザイン学部205名、情報工・知識工学部180名、環境学部172名、メディア情報学部199名、都市生活学部158名、人間科学部101名の計1571名であった。
修士では、専攻別に、総合理工学研究科 機械専攻68名、電気・化学専攻79名、共同原子力19名、自然科学13名、建築都市デザイン専攻48名、情報専攻58名、環境情報学研究科環境情報学専攻18名、都市生活学専攻8名の計311名であった。
博士では、専攻別に、総合理工学研究科 機械専攻3名、電気・化学専攻4名、自然科学1名、建築都市デザイン専攻2名、情報専攻1名、環境情報学研究科環境情報学専攻5名、都市生活学専攻2名の計18名であった。
野城学長は、学部式典において、「人生を豊かにするために、自身の能力を伸ばしてほしい」と述べ、
と、大学での学びを基に社会に出てからも学び続け、豊かな人生を送ってほしいと、激励した。
理事長挨拶では、五島育英会の渡辺理事長から、五島慶太翁が学生生活で最大の学びとなったという『なあに』の精神を紹介し、
と卒業生の活躍を後押しした。
来賓挨拶では、校友会の皆川会長から
と社会における校友会の位置づけを“つながり”という観点から示した。
その後、卒業生代表による謝辞に続き、校歌と学園歌の演奏、学生旗の掲揚が行われた。
入場の様子
卒業式が厳かに執り行われた後、午後からは卒業生と教職員が一堂に会する祝賀パーティーが開催された。
式典の緊張感とは一転、会場は和やかな雰囲気に包まれ、各所で笑顔と歓声が広がった。パーティー会場には軽食や飲み物が用意され、各テーブルでは卒業生同士や教員が思い出を語り合い、笑い声が絶えなかった。別れを惜しむように写真を撮り合ったり、再会を約束したりする姿も多く見られ、笑顔の中にに少しの寂しさが入り混じる時間となった。
門出を祝うこのパーティーは、卒業生たちの記憶に温かく残る、かけがえのないひとときとなったことだろう。

フォトスポットが7号館1階に設置されていた

新聞会員24年度 学部卒業生
雪の祝福、新たな門出
学位授与式が終わる頃には、降っていた雪もやみ、空気はどこか澄んでいた。卒業生らは、うっすらと濡れた道を踏みしめながら、それぞれの未来へと歩みを進めた。寒さの中にも希望が感じられたこの日を胸に、新たな世界へと羽ばたいていく。