出演したのは、学内の軽音楽系6団体に加え、アカペラサークル「Groove」。それぞれの個性あふれるパフォーマンスが会場を盛り上げ、多くの在学生・新入生が詰めかけた。音楽の熱狂と春のわくわくが交差した、忘れられない一夜となった。
【出演団体】
ハワイアンクラブ:THE ORAL CIGARETTES
メンバー数が最多を誇る軽音サークル。50年以上の歴史を持ち、名前の由来は“結成当初に流行していた音楽がハワイアンだった”からとも言われる。今回はTHE ORAL CIGARETTESを熱演し、迫力ある演奏で観客を圧倒した。
バチェラーセブン:カルテット
かつては『中南米音楽研究会』としてスタートした、創立40年以上の伝統あるサークル。昭和61年(1986年)には「バチェラーセブン」として卒業生の記録が残る。今はジャンルを問わず、自由な選曲スタイルが魅力。今回は4人編成のカルテットで、バランスの取れた演奏を見せた。
フォークソングクラブ:
こちらも50年の歴史を持つ老舗団体。現在はHR/HM(ハードロック/ヘヴィメタル)を中心に活動しており、重厚なサウンドで会場を揺らした。
スナイパーズ:銀杏BOYZ
幅広いジャンルに対応できる実力派バンド。過去にはONE OK ROCK、Mr.Children、The Beatles、Queenなどの楽曲も演奏。今回は銀杏BOYZで攻め、観客の心を熱くさせた。
ウエスタンクラブ:残響系オムニバス
他大学との交流が活発な点が特色。中央大学、大妻女子大学、東京工業大学、東京電機大学などとの合同ライブも多く、交友関係の広さが魅力。今回は残響系バンドの楽曲を中心に、浮遊感と没入感のある世界観を演出。
音楽団体PLAM:King Gnu
横浜キャンパス唯一の軽音団体で、個々の好みに合わせてジャンルレスに活動している。今回はKing Gnuの楽曲を選び、テクニカルな演奏で聴衆を魅了した。
TCU MUSIC FES・軽音団体の様子(全5枚)
【アカペラサークル「Groove」】
2組が出演。「なかよしくらぶ。」と「Grooveのリーダーズ」が登場し、迫力のあるアカペラパフォーマンスを披露。ビートボックス、リードボーカル、コーラスが完璧に絡み合い、“声が楽器になる瞬間”を体現した。無伴奏とは思えない完成度に、客席からは自然と歓声があがった。

TCU MUSIC FES・アカペラサークル「Groove」の様子(全3枚)