2025年8月30日、甲府市の「シャトレーゼホテル談露館」において、校友会関東甲信地域ブロック会議ならびに校友会山梨支部懇親会が開催された。各支部から支部長又は幹部が出席し、関東甲信地域における校友会活動のさらなる連携強化と、今後の活動方針について活発な議論が展開された。
ブロック長会議の冒頭では、新たな関東甲信地域ブロック長の選出が行われた。立候補者を募った後、出席者の多数決によって、横浜支部の松浦弦三郎支部長が新たな関東甲信地域ブロック長に選出された。
続いて、本年3月に開催された全国ブロック長会議の内容が報告され、地方支部支援に関する変更点や、2024年度に行われた各支部で行われた主な活動内容が共有された。
その後の協議では、各支部から直近の懇親会や講演会などの実施状況が報告され、地域の特色を生かした取り組みとともに、若手会員の参加不足や役員の担い手不足といった共通課題が挙げられた。特に、東京都市大学新卒者を校友会の活動にどのように招き入れるか、住所変更や現在使用していないメールアドレスを登録している会員に対していかに確実に情報を届けるか、また、はがき代をはじめとする郵送コストの増加にどう対応するかといった点が問題視された。これらを踏まえ、校友会公式LINEの導入・活用の検討がなされ、若い世代に対して効率的かつ継続的に情報発信が可能になることへの期待が示された。
ブロック会議後に行われた校友会山梨支部懇親会は、山梨支部の綿奈部支部長の「40℃の暑い中よく起こしくださいました」の挨拶で幕を開けた。
実際に世田谷キャンパスを紹介している様子
綿奈部支部長の挨拶の後、来賓者の紹介が行われ、続いて山梨名物の酒による乾杯をもって、懇親会が本格的に始まった。会場のテーブルには、名物料理のほうとうをはじめとした地元の特産品も並び、参加者は会話を弾ませながら山梨の味覚を堪能していた。
また、懇親会の途中には、現在の自由が丘駅周辺の様子や世田谷キャンパスの紹介も行われた。特に7号館および10号館の写真が映し出されると、「立派な建物だ」「すごく綺麗だね」などといった感嘆の声があがり、会場は大いに盛り上がった。
研究室同期と再開した皆川校友会会長
会場内では皆川校友会会長をはじめ、数年ぶりに同期や研究室仲間と再会する参加者も多く、学生時代の思い出話に花を咲かせる姿があちこちで見られた。参加者の一人に話を伺ってみると、「数年ぶりに同じ研究室の仲間たちと再会できて非常にうれしい、もう数十年前のことなのに今でも記憶が鮮明に残っているよ」といった声も聞かれ、懇親会が旧交を温めるたいへん有意義なひとときとなった。
