【YC新棟密着取材】学びの未来がここから始まる ー 横浜キャンパス新棟への学生たちのまなざし

【YC新棟密着取材】学びの未来がここから始まる ー 横浜キャンパス新棟への学生たちのまなざし

 2025年12月9日、冬の寒さに包まれた横浜キャンパスでは、新棟の建設が着実に進んでいる。その躍動の現場に、初めてデザイン・データ科学部の学生たちが足を踏み入れた。

 この日、見学に訪れたのは、デザイン・データ科学部 蓮池公威(はすいけ きみたけ)教授のプチゼミに所属する11名の学生たちである。学生たちは、新棟の内装や家具の配置構想に学生視点からリサーチや提案を行っている。学部2年生と3年生、さらに他学科の4年生が、学びへの情熱を胸に現場に集った。デザイン・データ科学部では、「プチゼミ」と呼ばれる研究室活動がある。これは、1年生から研究に関われる仕組みで、学生は自らの関心に合わせて複数のゼミに参加できる。他分野の学生が共に学ぶことで、知識が交わり新しい発想が生まれる場でもある。

▲新棟フロアの設計図を初めて目にする学生たち

  今回の現場見学は、自分たちのアイデアがどのように形になっていくのかを、この目で確かめる貴重な機会だった。彼らの胸には、新たな発想と創造のイメージが次々と湧き上がっていたに違いない。案内を担当したのは、新棟の監修を務める蓮池教授に加え、新棟建設の中核の1人である施設課の廣澤勇太郎(ひろさわゆうたろう)氏、そして東急建設の担当者の方々であった。学生たちは説明に真剣に耳を傾け、一つ一つの構造やデザインの意図を丁寧に確かめていた。

▲学生たちは、廣澤氏の説明を通じて新棟の構想への理解を深めていた

  まず見学したのは、キャンパスの新たな交流の中心となる1階フロア。そこには、学生のアイデアから生まれた“畳スペース”が設けられる予定だ。続いて、デザイン・データ科学部および情報データ科学研究科の研究室が配置される3・4階へ。ガラス張りの廊下からは柔らかな自然光が差し込むように設計されている。

▲3・4階にはデザイン・データ科学部および情報データ科学研究科の研究室が設置予定である

▲窓の面積を大きくすることで、自然光が廊下まで差し込むように設計されている

 学生たちは、「自分の提案がどんな形で採用されたのか」と蓮池教授に質問を重ねていた。彼らが特に期待を寄せるのは、グループディスカッションのためのオープンスペースだ。デザイン・データ科学部の授業の約半分はディスカッション形式で行われており、従来の設備ではやや手狭だった。その課題を解決する新しい空間は、学生たちの創造力を刺激し、対話から生まれる発想をより豊かに育てていくだろう。

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