【YC新棟密着取材】学生とともに成長し続ける建物に-横浜キャンパス3学部長が語る新棟への思い

【YC新棟密着取材】学生とともに成長し続ける建物に-横浜キャンパス3学部長が語る新棟への思い

2026年2月27日(金)、横浜キャンパスの新棟7号館の竣工を目前に控え、デザイン・データ科学部長関良明(せきよしあき)教授、メディア情報学部長岩野公司(いわのこうじ)教授、環境学部長飯島健太郎(いいじまけんたろう)教授による3学部長座談会が行われた。

新棟建設が決定した際、どのようなことを思いましたか?

いつ新棟建設を認識したのか、はっきりとした時期は覚えておらず、判然としないと3学部長らは言う。

「新棟を作りたいという話自体は2000年頃からあり、当時の図面なども残っている。どのタイミングで実行するかが長く検討され、2022年4月当時副学長をしていた時、当時の三木千壽(みきちとし)学長から『横浜キャンパスに7号館を作ろうか』という話があり、準備を始めた。」と関教授は語る。

岩野教授は、「横浜キャンパスでは、環境情報学部の時代から、組織のあり方をどう変えていくかという議論が継続的に行われており、新しい学部や組織を作るという話は、その流れの中で時々出ていたが、そのたびに問題になるのは建物やスペースについてであった。デザイン・データ科学部が新設されることになり、もし建物が建たないとなると大きな問題になるため、建設が決まったときは正直安堵したという印象がある。」と話していた。

当時、学生部で副学生部長として勤務していた飯島教授は、「学生の立場に立って考えると、横浜キャンパスの学生からは、世田谷キャンパスがどんどん拡充していく様子に対して、『世田谷ばかり充実して羨ましい』といった、学生側の不満や期待交じりの空気感を感じていた。そのため、新棟建設の話を聞いたときには、横浜キャンパスの学生にとっては朗報だと感じた。」と語った。

新棟の完成を目前にして、何を思いますか?

関教授は「メディア情報学部長に就任した際に、当時の三木学長から『建物を新設する前提で、横浜キャンパスで1学年200人程度の拡張(計800人規模)ができないか』という話があった。デザイン・データ科学部の構想が進み、その流れの中で、建物の新設の計画も本格化されたため、新棟がやっとできたというより、建物を新設するという約束を守ってもらえたという印象を持った」と話す。

新棟の3学部今後の活用について

新棟の建設コンセプトは「成長し続ける場所」。そのため、正式利用が開始される4月1日に完全完成となるわけではない。学生の声を取り入れながら整備し、8月1日を一区切りの完成としている。また、オープンファカルティ(大学が学内外の人々に向けて行うイベント)として外部にも公開予定だ。

現在、学生数増加による研究スペース不足、グループワーク場所不足、食事スペース不足が問題となっている。

新棟では、研究室スペース不足が解消され、研究室に閉じこもらないオープンな研究環境が実現される。さらにグループワークスペースができ、より充実した学習環境が整備される。新棟の1階には、カフェができ、食事スペース不足の解消も期待されている。

学生へのメッセージ

新棟は完成する建物ではなく成長する建物。経年劣化ではなく成長し続ける建物を目指している。新棟は、学生と共に作る場所であり、ただ使うのではなく、主体的に環境を向上させる意識を持ってほしい。

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