この記事では被災直後の13日時点の情報を掲載しています。最新情報は大学ホームページ等で確認してください。
12日に関東地方に上陸した台風19号による浸水被害の影響で、13日午前、本学は14日月曜日(祝日授業日)の世田谷キャンパスでの講義を全て休講にすると発表した。横浜キャンパス、等々力キャンパス、渋谷サテライトでの講義は平常通り行われる。
新聞会の調査では、1号館が浸水した他、3号館、9号館(図書館)、14号館(SAKURA CENTER #14)の地下に浸水が確認された。特に9号館の被害状況については報道各社でも大きく取り上げられた。また近接する学生寮も1階が浸水した。
キャンパスの停電が原因と見られる情報システムの障害も発生している。13日現在、図書館の蔵書検索サービスや出席管理システム、証明書発行機などが利用不能となっている。これらは全学共通のシステムで運用されているため、浸水被害を受けていないキャンパスからの利用もできない。一方で、大学のwebサイトや学内向けポータルサイト、TCUメール、緊急時用の安否確認サービスなどの重要なシステムは正常に稼働している。
教職員らは被害への対応として、13日朝から被害状況の確認や、学生への休講連絡などを行っている。午前10時ごろには工事車両が次々と到着し、ポンプによる浸水した校舎の排水作業が始まった。
キャンパス前には状況の確認をしようと学生や地域の方など多くの人が集まり、心配する様子がうかがえた。本学の課外活動団体には復旧活動への学生ボランティアに名乗りをあげるものもあり、一刻も早い復旧を願う声が上がっている。