第2回スポットライト開催 歴史を紡ぐ

第2回スポットライト開催 歴史を紡ぐ

 2024年1月31日、東京都市大学横浜キャンパスにて同好会連合本部の主催のもと、第2回スポットライトが開かれた。

 当イベントは同好会連合本部及び傘下団体による出展からなり、学内生も参加することが出来る。2022年度にコロナ禍後の団体交流や学生間交流を目的として、課外活動に「スポットライト」を当てることに着想を得て生まれた。初回開催時は創作活動をメインで扱ったが、第2回開催となる今回は同好会連合が例年主催してきた傘下団体同士の競技大会「TCUオープン」と「TCUバレーボールオープン」も行い、屋外と屋内の両方の要素を盛り込んだ。当日は快晴に恵まれ、風が冷たいながらも暖かな日差しの中での開催となった。

 屋内展示に参加した団体は来場者参加型の企画を展開した。Ideaクイズ・謎解き研究会は横浜祭で好評であった企画の規模を縮小して出展し、景品としても謎解き問題を配布した。オリジナルグッズを販売した古生物同好会は活動の成果物を広げ、それぞれにまつわる小話を披露した。丁寧な話の随所には化石知識への解説が添えられ、化石を初めて見る方にも分かりやすい展示であった。TCUバレーボールオープンでは、世田谷と横浜の両キャンパスにそれぞれ所属するバレーボールサークルCUBEとAtlasが一進一退の攻防を繰り広げた。両団体の代表者が指揮を執り、トーナメント形式で試合を進めながらも、学生同士で楽しむ様子が見受けられた。

 また今回は同好会連合本部の傘下でない、特殊団体の放送会がステージ企画に参加した。出展した「番組発表会」は放送会の1年生だけで企画運営され、複数のチームが作成したバラエティ溢れる動画を披露した。サプライズとして上級生の作品も放映され、会員が互いの仕事を称え合う一幕があった。

歴史を紡ぐ

 開会式では学生団体連合会横浜分室長である笠原吉平さんより「スポットライトは昨年度から始まり、今回2回目の開催が続いた。新たな歴史がつくられていくことを願う」との言葉があった。続いて、同好会連合本部2024年度会長の安井陽美さんは「スポットライトは新しいイベントであるため日程調整に苦労した。傘下団体の積極的な参加を促すため、参加費を募らない方針を採った。3年生のサポートもあり無事に開催できた」と述べ、既に2024年度開催に向けた準備に取り組んでいることを明かした。スポットライトは、昨年度とはまた異なる形で歩みを進めた。今後の進展に一層の注目が集まる。

TCUバレーボールオープン
TCUオープン
古生物同好会のオリジナルグッズ
放送会による番組発表会の様子
同好会連合本部によるビンゴ企画の様子

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