【告知記事】横浜祭 様々な挑戦

【告知記事】横浜祭 様々な挑戦

 2024年度は9月15日(日)、16日(月・祝)に横浜キャンパスで第28回横浜祭が開催される。本記事では横浜祭開催に先立ち、今年度開催の実態を取り扱う。第28回横浜祭は数多くの変化が予定されている。新しい挑戦に注目だ。

学園祭でキャッシュレス決済導入

 東京都市大学の学園祭は今年度、キャッシュレス決済を導入する。学園祭として、コロナ禍を通した日本社会での決済方法の需要変化に対応し、来場者のニーズに応えるだけでなく、出展学生がキャッシュレス決済の仕組みへの理解を深める効果を狙う。横浜祭を運営する横浜祭実行委員会の発案により、東京都市大学の学園祭を主催する学園祭運営委員会は、会計時間の短縮と話題性による広報効果をメリットと捉え、導入基盤を整えた。キャッシュレス決済の導入状況は出展団体によって様々であるため、決済方法を表す表示に注意が必要だ。横浜祭では12の団体がキャッシュレス決済の導入を表明している。詳しい決済手順は横浜祭公式HP、学園祭運営委員会HPから確認出来る。

環境対策

 横浜キャンパスはISO14001認証を受けるエコキャンパスである。横浜祭も第26回開催までは日取りを6月5日の環境の日に定めていた。新しく学科も増え、来場者の利便性や準備の都合により現在は開催が9月に移ってはいるが、以前横浜キャンパスで行われるイベントとしての環境配慮対策は行われている。

  • 電子パンフレットの導入 オンラインでの閲覧へ転換

 横浜祭実行委員会広報部は、環境に寄り添った広報の一環として電子パンフレットを導入した。パンフレットの印刷にかかる環境負荷を低減し、余剰パンフレットの廃棄を無くす考えだ。横浜祭公式ホームページからの閲覧を原則とし、通信容量や端末を持っていないなどの理由で紙媒体を希望する来場者にのみ紙パンフレットを配布する。例年、開催後に余ったパンフレットは廃棄するしか道がなかった。コロナ後に落ち込んだ来場者数の増加を目指す実行委員会にとって、パンフレットの大量廃棄は苦い処理でもあっただろう。

  • 来場者カウントにリストバンド導入 投票への二次利用でごみ対策

 第28回横浜祭では来場者向けのリストバンドを導入する。来場者の人数把握が目的だが、ポイ捨ての対策に使用済みリストバンドを用いた投票制度も併せて設けた。使用するリストバンドの色は東京都市大学の今年度学園祭、横浜祭と世田谷祭のテーマカラーだ。

横浜祭でも酒類販売実施 5年ぶりの復活

 第28回横浜祭では酒類販売が解禁される。2019年6月に行われた第23回開催以来の復活だ。コロナ以前は体育会限定のビール販売が行われていたが、新しい酒類販売では主催の学園祭運営委員会作成のルールのもと、模擬店出店団体がお酒を販売する。未成年の飲酒対策のため酒類購入には、運営本部にて年齢確認を行う必要があり、20歳以上と認められた来場者にのみ配布されるシールが必須だ。また、販売時間は14時から17時の3時間であることに注意が必要である。

新聞会厳選 イチオシ企画

 今回の横浜祭のプレゼンコンテスト企画はハッカソンだ。ハッカソンとは、改良改善することを指すハックとマラソンを組み合わさった言葉だ。新しいものを短期間で創造することを競うコンセプトで様々なコミュニティで実施事例がある。15日の午後に32A教室にて行われる「都市大ハッカソン」では、出場チームがそれぞれ2週間で作ったアプリをプレゼンする。チームは学内外の学生から募り、発表に対しては審査も行われる。審査員には都市大学の学生エンジニアの他、IT企業のエンジニア、ハッカソンサポーターが来場する。一般来場者もオーディエンスとして参加が可能だ。あなたも第28回横浜祭で、学生らの創造力やアイデアに触れてみるのはどうだろうか。

準備に取り組む横浜祭実行委員会の様子

第28回東京都市大学横浜祭公式ホームページ

トップページ – 第28回東京都市大学横浜祭公式ウェブサイト (yokohama-fest.net)

写真提供:横浜祭実行委員会

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