横浜キャンパスホームカミングデー開催

横浜キャンパスホームカミングデー開催

 2024年9月15日、横浜キャンパスにて横浜祭の開催に合わせてホームカミングデーが行われた。横浜キャンパス同窓会の楷の木会により運営されるこのイベントは、卒業生だけでなく在学生や教職員、受験生にも開かれた交流の機会だ。第1部では卒業生による講演と大学教員による特別講義が行われ、第2部で飲食を交えた懇親の場が設けられた。

 第1部の横浜キャンパストークライブ”YC talks”は22G教室で行われた。卒業生による講演「卒業生のいま、そしてこれから」では、3名の卒業生が自身のキャリアを語り、参加者に大学の学びの先に広がる可能性を示した。大学教員による特別講義「社会人になった君たちに贈る補講。」では、大谷紀子先生(情報システム学科教授)が登壇した。「『わくわく!』から始まったアナロジー研究」と題された講義では、学びのきっかけとなる「わくわく」する感情と大谷先生の研究の歩みのつながりが紹介された。大谷先生は「自分の芯となるものを見つけてほしい。『わくわく』が皆さんの芯になると良い」と講義を結んだ。

 第2部の懇親会では参加者同士が飲食と歓談を楽しむ、賑やかな時間が流れた。参加者は「武蔵工業大学時代から続く世代の方と交流でき有意義だ」と述べたほか、同日に開催された横浜祭について「一度途絶えてしまったものが3年の月日を経てここまで復活しているとは驚いた」と感心した様子を見せた。

 今回卒業生講演を行った青地さんは「自身の過去を改めて考えることが出来た」と振り返ったほか、「自身が壇上から講義をするような体験には独特の緊張感があり、面白かった。先生や学生が興味を持って聞いてくれて楽しかった」と取材に答えた。

 楷の木会の吉村正伸会長は、学生から卒業生まで様々な人が来たことを喜び、今後の開催へ活かしたいと語った。9月の快晴の中実施されたホームカミングデーは、卒業生が今一度母校に戻り、学生時代とは異なる立場で大学に関わる貴重な機会となった。

卒業生による講演の様子
大谷先生の講義の様子
懇親会の様子
懇親会会場の様子

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