紡いだ十年の絆、切り拓く世界の未来ーTAP10周年記念式典ー

紡いだ十年の絆、切り拓く世界の未来ーTAP10周年記念式典ー

11月28日、オーストラリアの大学と連携して実施してきた交流プログラム「東京都市大学オーストラリアプログラム(TAP)」の10周年記念式典を開催した。

開会にあたり主催者は、「この10年間、学生たちは困難を乗り越えながら他文化を学び、新しい友人を築いてきた。本日はこれまでの歩みを振り返り、未来を考える特別な時間にしてほしい」と語った。

TAPは2015年に開始され、開始当初は約200名の参加者でしたが、この10年間で合計2,500名以上が参加する大規模な国際交流プログラムへと成長した。参加学生は、異文化理解や友情を通じて自信を育み、世界で活躍する力を身につけている。

また、プログラムは留学にとどまらず、海外大学との交換留学やサマーキャンプ、共同修士課程、複数大学による国際アライアンスの設立など、多様な取り組みへと拡大してきた。これにより学生は語学力だけでなく、学術的能力や国際的な視野、自己信頼度を高めている。

式典には、日豪両国の大学関係者や政府関係者が出席し、これまでの支援への感謝が述べられた。式の締め括りには、集合写真の撮影や乾杯が行われ、節目の年を祝った。


■ 留学生スピーチ

式典では、過去のプログラム参加者によるスピーチも行われた。

登壇した学生は、ロサンゼルスでの留学生活について「授業に行くまでの時間がカウントダウンのように感じられるほど楽しみだった」と振り返る。異なる文化や言語に触れた経験は強く印象に残っているようで、「このプログラムを通じて多くの人とつながることができた」と語った。

また、プログラムで築いた友人関係は現在も続いており、「日本で再会したり、海外での思い出を共有したりする中で、強い絆が生まれた」と述べた。大学に戻った後も、ECU(エディス・コーワン大学)出身の学生とのつながりが支えとなり、学びの価値を再認識する機会になったという。

最後に、「このプログラムに関わったすべての人に感謝したい。今後10年の発展も楽しみだ」と締めくくった。


■ 参加学生インタビュー

TAPに参加した学生からも、率直な声を聞けた。

ある学生は、プログラムで得た学びについて尋ねると、「一番大きいのは“生きる力”だと思います。海外で生活する中で、自信や行動力、英語力が身につきました」と語り,「行けば面白い経験ができる。少しでも迷っているなら行くべきだと思う」と参加を前向きに勧めた。

現地での印象については、「日本とは違う街並みや文化に触れられる点が新鮮で、普段の生活では得られない経験ができた」と振り返る声があった。一方で、「人によっては環境に慣れるのが大変な場合もある」としつつも、「常々変化する環境で、挑戦する価値は十分にある」と述べた。


本プログラムは、単なる留学機会の提供にとどまらず、学生にとって異文化理解や自己成長の場となっている。10年の節目を迎えた今、TAPは今後も日豪の架け橋として、さらなる発展が期待される。

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