等々力キャンパスの思い出 学び舎の記憶

等々力キャンパスの思い出 学び舎の記憶

 2021年度をもって等々力キャンパスは閉鎖された。そのため、2022年4月から、都市生活学部と人間科学部は世田谷キャンパスへ移転した。等々力キャンパスで過ごした日々を心に残すために、本記事では学生から見た等々力キャンパスの思い出やエピソードを紹介する。

~等々力キャンパスの思い出スポットランキング~

【第1位】

学生ホール 

堂々1位の学生ホールは等々力キャンパス所属だった学生なら誰もが知る憩いの場。

「友達と話したり協力して課題に取り組んだりと様々な思い出がある。」(都市生活学部2年)

「お弁当を食べたりみんなで話したりすることが多くてその場で友達ができた。」(人間科学部2年)

 堂々1位の学生ホールは等々力キャンパス所属だった学生なら誰もが知る憩いの場。

 友達と話したり、ともに課題に取り組んだり、また、お弁当を食べたりと、交流の場として多くの学生が利用していた。休憩時間にここで過ごした人は多いのではないだろうか。

【第2位】

学生食堂 

「おにぎりもとってもおいしくて好きでした!!」(人間科学部1年)

図書室

「お昼休みに静かにくつろげる場所でした。」(人間科学部4年)

 同率2位の学食と図書室は学生にとってリラックスできる空間。学食のお気に入りメニューはからあげ定食だった。図書館は静かでリラックスできる空間で、空きコマの時間は図書館でくつろいだり課題をやったりするのに最適だった。

【第3位】

図書館前テラス

「空きコマに同期と何気ない会話をしたのが楽しかった。」(人間科学部2年)

「図書館前で音楽を流しながらご飯を食べていた」(人間科学部3年)

 第3位は図書館前テラス。落ち着いた雰囲気のなか、ゆったり過ごすことができる場所である。普段はあまり人がいないため、周りの目を気にせず自由にくつろげる最高の休憩スポットだった。

 その他には、213教室や226教室、等々力会室、ピアノ練習室、ぴっぴ、噴水前テラス、トイレなど、ランキングにはのらなかったものの、「ここ好きだった!」「よく行ってた!」と思い出される場所は多い。なかでもピアノ練習室やぴっぴは、児童学科のある等々力キャンパスならではの施設だ。ぴっぴとは子育て支援センターのことで、保護者と子どもがのんびり過ごすことができる場所である。専門の保育士が勤務しているため、子育て中の悩みなどを相談することもできる。また、児童学科の学生はここで実習を行う。

~その他等々力キャンパスでのエピソード~

「ぴっぴには幼稚園生の時によく行っており、当時はぴっぴと食堂のラーメンは勝手にセットだと思っていました。自分が都市大生になって久しぶりに訪れた食堂はどこか懐かしい、幼き日の思い出が蘇ってくる場所でした。ありがとうございました。」(工学部4年)

 お子様向けのメニューがあるため、ぴっぴを利用した際、学食で食事をする親子も多い。幼稚園児の時にぴっぴや学食を利用していたとのこと。幼稚園時代から長い時間が経ち、都市大生として学食を利用した時に感じた懐かしさが思い浮かぶエピソードだ。

 等々力キャンパス所属の学生をはじめ、他学部の学生からの協力もあり、等々力キャンパスについて様々な思い出の場所やエピソードを知ることができた。今回紹介したエピソードのなかには、等々力キャンパスを知る人なら皆共感するエピソードもあったのではないだろうか。今年度から世田谷キャンパスでの学生生活が始まったが、等々力キャンパスが恋しくなる瞬間がある。しかし、等々力キャンパスで経験した出会い、学び、成長は今後の世田谷キャンパスでの学生生活の糧となるだろう。世田谷キャンパスでの学生生活を充実させ、楽しい思い出を作っていきたい。

学生ホール

学生食堂

1号館玄関前

噴水前テラス

2号館校舎

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