2023年度体育祭 スポーツを通して生まれる絆

2023年度体育祭 スポーツを通して生まれる絆

 2023年5月4、5日に世田谷、横浜の両キャンパスにて東京都市大学体育祭が開催された。主催した東京都市大学体育会は、4日には入学したての1年生へ、5日は全ての学年へ参加を募った。競技は室内と屋外で分けられ、体育館ではフリースロー、大縄、ドッジボール、バドミントン、グラウンドではフットサル、綱引き、リレーなど多様な種目が用意された。

 4日の種目構成には体育会による工夫が見られた。体育館では初め、フリースローに苦戦する様子を見せた1年生も、次に行われた大縄を通して打ち解け結束した。最終種目のドッジボールではチームワークを発揮し、全てのトーナメント戦で白熱した競技を繰り広げた。同日のグラウンドでは、手作りのうちわを用いて応援するなど、参加者全員が一体となって楽しんだ。

 5日は声を掛け合いチームで参加した学生の集う場となった。初日にも様子を見に来る職員の姿があったが、5日には競技者として来場する姿が見られた。両日参加する1年生もいたが、初日に比べ会場の人数は少ない印象であった。

 参加した学生からは、「みんなが頑張ってくれて良かった。勝ち負けは関係ない、楽しむことが大事。知らない人同士スポーツを通して仲良くなった、楽しんだことに関しては1位だと思う」「とても楽しかった、フットサルを通して仲良くなれた」など、初対面の人とスポーツを通して交流できた事に関する声が多く寄せられた。

 体育会会長の今川知洋さんは、今年度の体育祭について「100人以上の参加登録があり、昨年度に比べ規模が拡大した。スケジュール管理が上手くいかず、大々的に告知ができなかったことに悔いが残る。しかし、楽しんでもらえたことは嬉しい。体育祭は学部を超えた繋がりができることが良いところだ。一緒に運動して飯食って、盛り上がれば仲が深まる」と述べた。来年度開催については、時間の管理を徹底し、さらに盛り上がる体育祭にしたいと抱負を述べた。

 昨年度ようやく対面開催が叶った体育祭だが、参加者が増え、活気を取り戻してきた。スポーツを通して友情を育み絆を深め、学部や学年を超えた交流ができる。今後多くの学生がスポーツを楽しみ、新たな友情が芽生える場としての体育祭に期待が高まる。

自然科学科チーム集合写真

フットサル

リレー

綱引き

フリースロー

大繩跳び

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