~世界の働く現場への挑戦~

~世界の働く現場への挑戦~

8月に入り、東京都市大学では海外インターンシップへの派遣が始まった。海外インターンシップは、学生が実際に海外の職場で働ける貴重な機会で、グローバル化が進む近代社会において重要なプログラムとなっている。これまでに大学で学んだ知識を実践できる場でもあるため、参加する学生は短期間で成果を出すために懸命に取り組み、様々な経験と大きな成長を得て帰国する。本学では春期と夏期の休暇期間に派遣が行われ、夏期では毎年8月~9月の4週間程度、長期間の場合は3ヶ月程度を対象期間としている。

昨年12月11日に、東京都市大学世田谷キャンパスにて海外インターンシップ成果報告会が実施された。昨年度はアメリカ、タイ、フィリピン、インド、ベトナムの計5ヵ国12団体に46名の学生が派遣された。チームごとに派遣先で行った業務や接客から得られた考察、肌身で感じたことを発表した。インターンシップの経験はもちろんのこと、英語力の成長に対して喜びを語る学生の姿は印象的だった。各発表の最後には関係者の皆様へ感謝の言葉と参加できたことへの想いが述べられた。

2020年「第3回 インターンシップアワード」で文部科学省を受賞した本学の海外インターンシップは、高い評価を受けている。参加した学生からは今までに味わったことのない体験や、今後の就職活動に活かせる経験値を得られたことに対する満足や感謝の声が毎年寄せられている。海外の地での挑戦を始めた学生たちがどのような成長を見せてくれるのか、今年度の成果報告会での発表にも期待したい。

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