「つながり」を未来へーー中四国ブロック会議・広島支部総会に参加して

「つながり」を未来へーー中四国ブロック会議・広島支部総会に参加して

「日本全国での活動をしている校友会の代表であるという気持ちを引き続き持っていただきたい。」

中四国ブロック会議で校友会本部の皆川会長が語ったこの言葉が印象に残っている。

全国の校友会支部では、会員の高齢化や参加者の減少といった課題が共通して挙げられている。しかし、今回広島で開かれた中四国ブロック会議と広島支部総会では、それらの課題にとどまらず「どうすればつながりを維持・発展させていくか」という前向きな議論が数多く交わされていた。

会議には中国・四国地方の各支部代表者が参加し、それぞれの取り組みや現状について報告が行われた。岡山支部からは活動再開への意気込みが語られ、広島支部からは今秋に予定されている福山市での25年ぶりの懇親会開催について紹介された。また、高知支部からは地域色を生かした活動や地域ならではの取り組みが共有された。

その他にも鳥取支部、島根支部、山口支部からも近況報告があり、参加者は互いの取り組みに耳を傾けながら情報交換を行っていた。支部ごとに置かれている状況は異なるものの、地域に根ざしながら校友会活動を継続しようとする姿勢と熱意には共通するものが感じられた。

長年にわたり活動を続けてきた先輩方から比較的若い世代まで、それぞれが地域でのつながりを大切にしながら支部運営に携わっている様子が特に印象的だった。

また会議では、校友会本部による地方支部支援制度の拡充や創立100周年に向けた取り組みも紹介された。事業支援の拡充や新たなネットワークづくりなど、今後の活動を後押しするための方針が示され、参加者からも関心が寄せられていた。

↑中国・四国各支部の代表者が参加したブロック会議の様子

一方で、今回の総会で印象に残ったのは、議事そのものだけではない。

総会終了後に行われた懇親会には28人が参加し、校友会役員や各支部の関係者、大学関係者や学生などがテーブルごとにさまざまな話を交わし、終始賑やかな雰囲気に包まれていた。

懇談会の会場に着くと、久しぶりの再会を喜ぶ声や初対面同士の挨拶が飛び交い、地域や世代を超えた交流が自然と生まれ、会場は和やかな雰囲気に包まれていた。

仕事の話や大学時代の思い出話だけでなく、それぞれの専門分野について熱心に語り合う姿が見られた。興味のある分野が近い参加者同士が自然と集まり、話題が広がっていく様子は印象的であった。

年齢も職業も異なる人たちが、「東京都市大学」という共通点をきっかけに新たな交流を生み出していく。そこには単なる同窓会とは少し違う、校友会ならではの魅力があるように感じる。

創立100周年に向けた準備が進む中、大学や校友会の歴史を振り返る機会は今後ますます増えていくだろう。しかし今回広島で感じたのは、過去を振り返ることだけではなく、これからのつながりをどう築いていくかという視点の重要性だった。

地域を超えて集まった校友たちの交流は、校友会の未来を考える貴重な機会となった。そして、そのつながりこそが、100周年の先へと続く校友会の大きな力になるのではないだろうか。

↑懇談会での乾杯の様子

↑集合写真

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