2026年5月16日、東京都市大学世田谷キャンパスにて、「校友会定期総会」が開催された。今回の定期総会では、昨年度の事業報告・収支決算報告に加え、会則改正の承認も行われたほか、ひらめきプログラム講師でもある、瀬戸久美子氏を招いた講演会、理事長・学長も参加した懇親会も開かれ、多くの本学卒業生が盛り上がった。
校友会総会
まず、近年の大学院進学者の需要拡大に伴い、他大学出身の本学大学院修了生を「大学院会員」と規定し、本部の案内対象の拡大を始めとした会則の改定などの話が行われ、多数決の結果、会則の改定が承認された。
その後、昨年度の事業報告・収支計算報告などが行われ、続いて26年度の事業計画についての説明があった、昨年度実施した、「ものつくりワークショップ」が好評であったことから、今後は最低1回以上の全国展開を予定していること、ビジネスプランコンテストの拡大、同窓会や課外活動への積極的支援を進めていく方針が示された。
続いて、校友会および支部活動に長年貢献され、総会にお越しの鹿島柏会支部支部の菊地 孝明氏(1967年 機械卒)、福島支部の佐川 保博 氏(1973年 土木卒)への功労者表彰が行われた。

左から菊池氏、皆川会長、佐川氏の3名
終盤には、2026年7月25日(土)玉禅寺キャンパスの原子力研究所見学会、2026年9月26(土)「ディナークルーズ」の告知が行われた
瀬戸久美子氏の講演会
校友会総会後、本学の「ひらめきプログラム」などでコーディネーターを務めるジャーナリストの瀬戸久美子氏より、「情報を制する者がビジネスを制す~オールドメディアからSNS、AIまで賢く使うための思考法~」と題した講演が行われた。
現代社会の課題として、「偽情報・誤情報」や「情報の偏食」のリスクについて触れ、情報を賢く管理・判断することが、ビジネスの危機管理において極めて重要であると指摘された。

講演する瀬戸久美子氏
テレビや新聞などのオールドメディアが持つ検証プロセスの重要性と課題について解説も行われ、SNSの普及によるメリットと、バイトテロなどの企業の株価や社会的な信用を大きく揺るがす「炎上」のメカニズム、およびその対策について具体的なデータをもとに説明があった。
講演の最後には、AI技術の利便性と悪用の恐怖という「光と影」を実際にAI生成の偽画像による市場の大暴落の例と共に、目に映るもの全てが真実とは限らないこと。これからの時代を生き抜くには思考軸を持つ必要性が説かれた。
懇親会
最後に懇親会も催され、冒頭に皆川会長より、校友会の生命線である。「校友会オンライン」を今後1年かけて有効活用していく方針が語られた。続いて、当日懇親会から出席された鳥取支部の藤谷 治男 氏(1968年 建築卒)への功労者表彰が行われた。
また来賓として登壇した野城学長より挨拶があり、現役学生の好調な就職状況を支える卒業生の実績に感謝を述べられた。
同じく来賓として五島育英会の渡辺理事長が校友会と東京都市大学グループの持続的な発展、ならびに会員の健康を祈念して声高らかに乾杯の発声を務められた。
懇親会では皆さん元気に話していた。